2018年春 リアル謎解きゲーム
今回は京都府木津川市役所の観光商工課様からご依頼いただきました。
「幻の大仏鉄道」ってご存じでしょうか。
今から100年以上前、京都府木津川市から奈良県奈良市にかけてあった大仏鉄道。明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」がつくった京都府木津川市加茂と奈良を最短距離で結ぶ、わずか約10キロの路線でした。
明治31年、加茂駅から大仏駅(現在の奈良駅北1.1km)の区間が開通。大仏駅は、奈良の大仏(東大寺大仏殿)の最寄り駅としてそれはそれは賑わったそうです。
しかし、あまりに起伏の多い路線だったため、明治40年、平坦なルート(現在のJR関西本線)の開通とともに廃線に追い込まれてしまいました。
わずか9年という短い歴史と当時の資料の乏しさから、「幻の大仏鉄道」と呼ばれているのです。
なんだかノスタルジックで、ちょっとワクワクする昔の物語ですよね。
今年は大仏鉄道ができて120周年。そんな記念すべき節目に、大仏鉄道をテーマにしたリアル謎解きを制作させていただけるなんて本当に光栄なことです。
ピカラボお得意の、「史実をもとにしてフィクション要素を加える」歴史物語に仕上げました。
謎を解き明かすと全貌がわかる、ちょっとセンチメンタルなお話です。
ぜひ、お楽しみください!
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